第2回 Charabot(シャラボ)の 歴史

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- 香料の老舗 シャラボ - : 香料の話 第二話は、香料の老舗シャラボの歴史です。

シャラボ は フランス革命の 10年後 1799年 グラースの町で産声をあげました。カンヌから グラース を通ってグルノーブルを抜けて行く ナポレオン街道が、町の中心部に通っており、シャラボのヘッドオフィスもその通り沿いに在ります。

以来 209年の長きに亘り今日に至るまで、独立企業として天然香料の分野で、常に重要な役割を果たしてきました。現存するグラースの香料会社の中で、最も古い歴史を有しています。現在従業員は約400名、海外拠点は20ヶ所を数えます。

- シャラボの転機 -

そのシャラボにも 戦後転機が訪れます。幼少の頃、グラースで丁稚奉公をいていた Mr. Barthlemy SANSOLDI はポルドーに移り、 Geranium Oil で財を成し、再びグラースに戻りました。 1952年 シャラボのオーナーとなった彼は、そのネットワークと天才的勘で、 シャラボを急成長させていきます。

- シャラボの取り組み -

シャラボは長い歴史の中で培われたネットワークを生かし、天然原料の産地から最終製品まで、一貫した管理を行っています。シャラボの最大の強みは何と言っても世界に広がるこのネットワークです。これを生かし、コントロールが難しいとされている、天然香料の品質、価格、そして供給の安定を実現しました。また、最近は透明性、安全性への取り組みも重要な要素で、この分野においても、リーダー的存在になっています。

日本においても1966年に事務所を設け、大手香料会社、化粧品、トイレタリー メーカーに積極的な販売活動を行い、天然香料の サプライヤーとして確固たるポジションを築き上げました。

第二話 完。

* (豆知識) 前 965 - 926年 : シバの女王とキングソロモンの伝説 *

アラビアの南西端にある 香料の宝庫 シバの国には、絶世の美貌と明晰なる頭脳の持ち主としてシバの女王が権勢を誇っていました。 同じ頃、地中海岸のヘブライ王国は博識と機知の人、ソロモン王の時世でした。

シバの女王は ソロモン王の名声を伝え聞き、難題をもって彼を試そうと、はるばるエルサレムへやって来ました。ところが、王はその難題をことごとく解いてしまい、女王の心は驚嘆から敬服の情へと変わって行きます。

さらに今まで嗅いだ事もない 甘松香や沈香など、東洋の香料を見せられ、女王は全く気を奪われてしまい、とうとう愛情を捧げる事となり、その時生まれた子が、現在のエチオピア王室の祖先であると言われています。

城主任研究員

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